6/27 初日舞台挨拶レポート

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本日6月27日(土)、丸の内ピカデリー3にて『天の茶助』の初日舞台挨拶を行いました。

舞台挨拶では、主演の松山ケンイチをはじめ、大野いと、伊勢谷友介、玉城ティナ、主題歌を担当したMs.OOJA、SABU監督が登壇。 映画にも出演しているキングオブコメディの今野浩喜と弾丸ジャッキーのオラキオも司会として登場し、会場を盛り上げました。途中、松山ケンイチのパンチパーマの話になりSABU監督は「(松山さんのパンチパーマ)すごく格好よかった!次は、伊勢谷くんとティナちゃんもパンチ行こうか?」と次回作を匂わせた。そんな中、MCオラキオは夢であったSABU監督との共演に涙する場面やSABU監督自らMCを努めるなど、終始会場は大盛り上がりでした。

本作全国41スクリーンで上映。世界11か国での公開が決定しております。

<松山ケンイチ>

(劇中でヤクザを演じるにあたって)撮影に入る前にSABU監督と話していてヤクザと言ったら“パンチ”という話になり、沖縄の床屋さんでパンチパーマを当てました。割とゆるいパンチだったので、本当はもっとゴリゴリにしたかったです(笑)

いろいろなことがあっても、明るく生きていこうぜと思える。元気や生きていく勇気をもらえる作品です。SABU監督が映画に込めた思いが、気づくか気づかないかぐらいに表現されています。お客さんが自由に作品を受け取れる配慮がされていて、僕自身も作品を観て、人間の勉強になりました。

<大野いと>

(口のきけないユリ役は)難しかったです。台本を読むたびにわからなくなってきて、SABU監督に相談した際に、ユリが話せないことに対してふさぎ込んでいるのではないと言ってくれて、難しかったけど最後はユリのことが大好きになりました。

(見せ場でもある)ラストシーンでは、参加してくれたエキストラの方々が拍手をしてくださって嬉しかったです。

<伊勢谷友介>

(「タイタニック」の船の先端に立つシーンは)実際は、漁船に毛が生えたような船での撮影でした。現場で「俺はいったいなんの撮影をしているんだ?」と…(笑)「ノッティングヒルの恋人」のパロディシーンも演じましたが、青春時代の思い出の映画でもあるので、実際の映像を確認して楽しく演じることができました。SABU監督とご一緒するのが大学生の時からの夢で、今回出演できて本当に嬉しかったです。

<玉城ティナ>

(演じた茶子役は)とても独特で、さらに土佐弁だったのでイントネーションには気を付けました。地元である沖縄での撮影で、実家に泊まりながらできたので緊張がほぐれました。今後も映画作品など挑戦して行けたらいいなと思います。

<Ms.OOJA>

制作スタジオで完成前の映像をかけながら制作をしました。映画のラストシーンをイメージして主題歌「翼」を作りました。映画を観て「誰かを守りたい」という思いが奇跡を起こすんだと感じました。映画館で自分の曲が流れることは初めてなので嬉しかったです。

<SABU監督>

(ベルリン国際映画祭について聞かれ)ベルリンでは盛り上がりすぎて、(過去あまり会場が沸いた作品は受賞しないので)賞は遠のいていくなって感じていたんです。